【klein blog】ガラスレンズの魅力を知る。大阪ガラスレンズ工場見学レポート & イベント開催のお知らせ。

CLASSIC CUSTOM FAIR
期間:2026年6月6日(土)〜6月21日(日)

期間中、ヴィンテージ HILTON CLASSICの人気カスタムである「セル巻きカスタム」を特別受注いたします。

さらに、期間中フレームをご購入いただいたお客様は、ガラスレンズを【通常価格より40%OFFの10,010円】にてご案内。
※ガラスレンズカスタムは、KLEIN EYEWEARにてご購入いただきましたフレーム対象です。
(一部、構造により対応不可のフレームもございます。お気軽にスタッフへご確認ください)

フレームとレンズ。
プラスチックレンズが主流になった今、ガラスを選ぶ理由、そしてどのように作られているのか。
今回のイベントに合わせて、私たちは大阪にある国内屈指のガラスレンズメーカー「OMG株式会社」の工場を訪問してきました。

◻︎ガラスレンズの魅力

① 圧倒的な透明感

ガラスは素材自体の透明度が高く、視界がクリアです。
* 色のにじみが少ない
* コントラストが高い
* 景色がシャープに見える
という特徴があります。

② 傷に強い

普段使いで付く細かな擦り傷に非常に強いです。
長年使っても綺麗な状態を保ちやすく、ヴィンテージ眼鏡との相性も抜群です。

③ 独特の重厚感

ガラス特有の重みと質感があります。
高級時計や革製品と同じで、「経年変化を楽しみながら長く使う道具」
としての魅力があります。

④ 美しい反射

光が当たった時の反射や輝きが美しく、
ファッションアイテムとしても人気です。

◻︎国内で受け継がれるガラスレンズづくり

今回訪れたのは大阪市内の住宅街に工場を構えるOMG株式会社

現在の社名はOMGですが、そのルーツは1942年創業の「大阪眼鏡硝子」にあります。

戦前から続く眼鏡用ガラスメーカーとして長い歴史を持ち、現在もガラスレンズの製造技術を継承する数少ない存在です。

大量生産が主流となった現在でも、自社でガラスを溶かし、素材からレンズづくりを行う姿勢を貫いています。(オーエムジー株式会社)

今回案内してくださったのは社長の堤さん。

工場は想像以上に昔ながらの雰囲気で、まるで町工場と研究所が一緒になったような空間でした。

◻︎ガラスは「砂」から始まる

工場に入って最初に見せていただいたのはガラスの原料。

サラサラとした砂状の素材です。

正直、ここから透明なガラスレンズが生まれるとはまったく想像がつきません。

そしてその原料を混ぜ合わせる巨大な撹拌機。

私たちが見慣れているレンズとはまるで違う世界です。

この大きな設備の中で原料を均一に混ぜ合わせ、ガラスづくりの最初の工程が始まります。

【撹拌機】

◻︎レンズカラーは化学の世界でした。

次に案内されたのは様々な薬品や素材が保管されている部屋。

酸化チタンや酸化鉄、五酸化バナジウムなど、多くの材料が並んでいました。

堤さんによると、これらはガラスに色を付けたり、性能や強度を調整したりするために使用されるとのこと。
同じ色でも配合量や組み合わせによって発色は大きく変化するそうです。


私自身、ガラスレンズのカラーは後から染色しているようなイメージを持っていました。
しかし実際には、ガラスそのものに色を持たせている。

つまり色そのものが素材の中に存在しているのです。

並んでいる素材は濃いグレーや深いワインレッドのような色合い。
そこからグリーンやブルー、ブラウンといった美しいレンズカラーが生まれるとは想像もできませんでした。

機械だけでなく、化学と経験によって色が作られている。
そんな職人的な世界に強く惹かれました。

◻︎溶かす。混ぜる。純度を高める。

【上:焼釜 下:混ぜ合わせた原料を入れる樽】

配合された原料は高温の炉へ。

ゆっくりと熱を加えながら溶かされていきます。

ここでようやく私たちが知る「ガラス」に近い姿になります。
しかし、まだ完成ではありません。

不純物や気泡を取り除きながら何度も熱処理を繰り返し、透明度と純度を高めていくそうです。
手間も時間もかかる工程ですが、この積み重ねこそがガラスレンズ特有の透明感につながっています。

【最後の熱処理をしている様子】

【完成したガラス】
そして最終的に完成するのが一枚のガラス板。

ここからレンズ製造が始まります。

◻︎レンズの原型は人の手で作られる

完成したガラスはまずブロック状に砕かれます。

その後、加熱されたベルトコンベアへ。

入口では四角いガラス片だったものが、出口では柔らかく溶けています。

【ベルトコンベアでブッロク状のガラスを流してる様子】

そこから取り出したガラスを丸い型へ置き、一枚ずつプレスしていく。

驚いたのは、この工程が今も人の手によって行われていること。

一日に約1000枚。

想像以上に地道で、想像以上に職人的な作業でした。

【プレス作業の様子】

◻︎レンズは最後まで職人仕事

度付きレンズになる場合はここからさらに加工工程へ進みます。

レンズの厚みを調整し、表面を削りながら度数を作っていく。

【プレス後レンズの様子】

今回はその工程を見ることはできませんでしたが、話を聞くだけでも高度な技術が必要なことが伝わってきました。

私たちがお客様へお渡しする一本の眼鏡。

その背景には膨大な工程と長年培われた技術があります。

◻︎一本の眼鏡の向こう側

今回の工場見学で強く感じたことがあります。

眼鏡はフレームだけでも、レンズだけでも完成しません。

さらにその裏側には、素材を作る人、加工する人、調整する人。

数え切れないほどの職人たちの技術があります。

店頭では完成品として並んでいる眼鏡ですが、その一本の背景を知ることで、より愛着を持っていただけるのではないでしょうか。

今回のイベントでは、そんなガラスレンズの魅力を少しでも体感していただければと思います。



【EVENT INFORMATION】

CLASSIC CUSTOM FAIR

期間
2026年6月6日(土)〜6月21日(日)

イベント内容

・ヴィンテージ HILTON CLASSIC セル巻きカスタム受注会
・期間中フレームご購入でガラスレンズ【通常価格より40%OFFの10,010円】
※ガラスレンズカスタムは、KLEIN EYEWEARにてご購入いただきましたフレーム対象です。
(一部、構造により対応不可のフレームもございます。お気軽にスタッフへご確認ください)

ぜひこの機会に、ガラスレンズならではの透明感と美しい発色を体験してください。

皆様のご来店をお待ちしております。


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