
Brand: RLX POLO SPORT
Condition:B(デッドストック・未使用良品)
※本来着脱可能な合皮製のウインドシールドパーツが付属するモデルですが、本品には付属しておりません。
※経年によるわずかなスレやくすみが見られますが、ご使用には問題ございません。
Circa: Late 1990s–Early 2000s

Ralph Laurenが1992年にスタートさせた「Polo Sport」。
その出発点となったStadium Collectionは、陸上競技のユニフォームや1930年代のオリンピックポスターなどから着想を得ながら、スポーツの機能性とRalph Lauren独自のファッション性を融合したものでした。公式のブランド史でも、Polo Sportは後にコレクターズアイテムとして高い人気を得たラインとして位置づけられています。
そして1998年、Polo Sportからさらにパフォーマンスへと踏み込む形で「RLX」が誕生します。
当時のPolo Ralph Laurenの資料によれば、「RLX POLO SPORT」は1999年春から本格的に展開され、ランニング、クロストレーニング、スキー、スノーボード、サイクリングなどを対象とした機能的なスポーツ/アウトドアウェアとして設計されていました。つまり単なるスポーツ“テイスト”ではなく、実際のアクティビティを意識したラインだったことが分かります。

本品「RAINER」にも、その思想が色濃く表れています。
まず目を引くのが、左右に大きな円を描くラウンドシェイプ。

一見すると金属製にも見えるフロントは、樹脂系素材にメタリックな質感を与えた独特の仕上げ。ブリッジ周辺には複数の小さなホールとRLXのエンブレムが配置され、フロント下部には顔との距離を保つ立体的なノーズパーツが組み込まれています。
さらに、顔を包み込むようなハイカーブのブラウンレンズと、サイドへ流れる細身のテンプル。
ラウンドという古典的な形をベースにしながら、その構造は極めてスポーティで未来的です。

90年代は、OakleyやARNETTEなどに代表されるスポーツアイウェアが、競技のための道具からストリートファッションへと越境していった時代でもありました。
一方、Polo Sportもまた、Ralph Lauren自身が後年「streetwear for sport」と振り返るように、スポーツとストリートの距離を縮めた重要な存在でした。RLXはそこからさらに機能性へ振り切ったラインであり、このRAINERにはまさにその過渡期ならではのデザインが凝縮されています。
写真で見ると特に面白いのが、素材感とシルエットのギャップです。

使い込んだチタンのようにも見える鈍いメタリックカラーに、かなり大胆なラウンドレンズ。そこへ小さなRLXロゴやパンチング状のディテールが加わることで、アウトドアギアともインダストリアルデザインとも取れる独特の表情に仕上がっています。
Y2Kという言葉が生まれる直前、デザイナーたちが思い描いていた「次の時代のスポーツウェア」。

現在のテック系アイウェアとはまた違う、90年代末ならではの未来感を楽しめる一本です。
SIZE:53□14-140
レンズ横幅:53mm
レンズ縦幅:49mm
フロント全横幅:134mm
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